とんで6日目
遠野駅近くで開催されたビール祭り。おいしい地ビールを飲み放題ということでついつい飲みすぎてしまった結果、寝起きの気分はビールのようだった。
お祭りには遠野の地元住民とまごころネットのボランティアが数多く参加していた。広場に張ったテントの下にビールケースを逆さにして作られたイスと机が置かれ、そこに座ってただただビールを飲むというものだった。ジャズとビールと酔っ払いのおじさんたちに囲まれながら、ビールの泡のごとくおいしい時間ははじけて過ぎていった。
ビールが残ったせいか現場での作業はいつも以上につらかった。箱崎の水路は山沿いの家家々の間を縫って海に続いている。その中腹辺りから始めた泥だし作業は今日であと数メートルで海に届くというところまで来た。道路の下の水路に潜り込み、泥や砂利を崩しながら箱に入れ、それを海沿いの排水口から引っ張り出す。「頑張らないでください」と隊長に言われていたものの多少必死にならないとできない作業だった。土砂の入った箱は重いし、水路の中ではずっと腰を曲げ頭を下げた姿勢でいなくてはならないし、かといって外に出ると30度を超える気温に容赦なく包まれる。暑いし筋肉痛いし頭ぼーっとしてくるし泥水まみれになる。復興へ向けて越えるべき山は、まだまだたくさんある。
ちなみにこの箱崎隊は外国人が活躍している。モンゴル人のウーガン隊長をはじめ、カリフォルニアから来たヘイデン、ニューヨークから来たタナベ君、ミネソタから来たウィル、韓国人留学生のチョウさん。皆よく働く。時々すれ違う地元の人々は彼らにはより丁寧に言葉をかけているように見える。勇気づけられるんじゃないかな。遠くから足を運んで、泥と汗まみれになって一生懸命になって働く彼らの姿に。
人が頑張っている姿って、感動するし美しいと思う。そんな姿を多くの人が見せに来てくれることで、勇気づけられる人もいると思う。
汗と泥とのコラボ臭漂う洗濯物を託したコインランドリーにて。

1 件のコメント:
お疲れ様!今日、一気に岩崎リポートを読んだよ。
作業はかなり大変そうだね。でも、ビールイベントは粋な計らいで良いね!被災地でのハレの日は単なるイベント以上の価値があるんじゃない?
昨日、僕はピースボートの説明会へ行って、これから被災地へ行きたいと言っている海外生徒のための情報収集をしてきたけど、石巻ではお風呂も洗濯もなく、ビールも勿論ない。そういう状況でしかも真夏の暑い中肉体労働をしてdaytripperの書くとおり普段使わない筋肉を使う。
本当は自衛隊のようなプロ集団が万全の装備で行うべきことを、ボランティアがやっている。もう4ヶ月なのにね。
応援しています。農場から。
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