ちょうど去年の今頃僕は森林と林業とを勉強し始めた。漠然と森というものに対して新鮮なイメージを持っていたし、環境問題を見るための一つの視点にもなると思ったからだ。いま、そんな選択をした自分をほめてやりたい。時代は明らかに「環境」を軸とした流れに変わっているからだ。
環境問題を考えるとき、森林が中心的な存在であることに間違いはない。大気中の二酸化炭素増加と地球温暖化。この問題に対する森林役割は大きく、森林がなくてはならない貴重な資源であることはほとんどの人が知っていることだと思いたい。
さて、そうした中自分の身近にある森林を注意して見ると実は大変なことが起きていた。日本の国土の約68%をしめる森林が荒廃しているのだ。なぜか。原因は複合的ではあるのだが、僕が考える一番大きな原因は、人間と森との距離が拡大してしまったことにあると思う。日本の木材や森を利用する文化が廃れ、今まで人間が利用することで成り立っていた雑木林や人工林は本来の姿を保てなくなってしまっている。都市化によって、安くて量的まとまりを持った供給のできる外国産木材が求められ国産材の需要は落ち込む。売れない木を育てる者は減り国内林業は衰退。山村地域を支えてきた産業が無くなり人々は職を求めて村を去り街へ。悪循環。
誰が森を守るのだろう。放置され必要な手入れのされない人工林の姿を。どんより暗く、木々が細々と立ちすくみ、林床には植物がまるで生えていない森は、土砂災害や洪水から僕たちを守る力を持たないのだ。
つい昨日のことだ。そんな日本の森の現状を悲観的に考えていた僕は、ある林業家と出会いすこし考えが変わった。東京都檜原村で森林ワークキャンプに参加し、そこで林業を営む人からこんな言葉を聞いた。「俺が林業を続ける理由は義務感みたいなものだよ」「何のために仕事をするのか考えなきゃだめだ」「自分は幸せだ」
自分の仕事が好きで誇りを持ち、どうしたらもっと良くなるのか、ということをしっかりと考え行動しているからこそ、言えることなのかもしれない。
今、誰がどういう気持ちで森を守ってくれているのかということ、林業が僕たちの生活環境を守る産業だということを、知りそこから参加していくことが必要なのかもしれない。
「参加型社会」、そういえばこの前大学の授業でそう言ってたな。。。
書いた内容ばらばらや。